奄美 4日目 南部のドライブ
早いもので旅の三分の二が過ぎ去った。
今日は南部のドライブ。
ママに運転してもらうのだが、過酷なドライブになることは薄々感ずいていた・・・。
しかし何も告げずにまずは宿をチェックアウトして、一路大浜海岸へ。
相変わらずナビは現在地のみお知らせしてくれる機能にとどまっております。
名瀬から近いだけあって、無人ではなかった。
子供連れのファミリーが多かった。
そして不審者も・・・・。
奄美にもいるんだ変な人。
作業着が異常に砂だらけなのでおかしいと思っていたら、そのお姿で海へダイブ。
そのまま砂浜で寝転がり煙草をふかしていた。
訪れた外人旅行客に近づき、明らかに不審者扱いされているにもかかわらず、写真をせがんでいる。
海外だったらホールド・アップされるか射殺されるし・・・・。
やばいこっちに近づいてきた。
ママはおトイレに行き一人。
つい珍しさにその変な男を目で追っていたのがばれたらしい。
波長を合わせてはいけない。
早々にその場を立ち去る。
次は嶺山を通過。
潮の流れがわかります。
筋みたいになっています。
南部に行くにしたがって海も陸もダイナミックに！
トンネル前の断崖、徳浜の断崖。なんんかパワーを感じます。
水がきれいです。
動画をＹＯＵＴＵＢＥでＵＰしました。
↓
今里通過。
とんがり帽みたいな島。
こんにちは～とあいさつしてみました。
前方湯湾岳。
今回は行きませんでしたが、ここから拝ませていただきます。
是非登山してみたいです。
前回はスタイルが登山でなくリゾートでしたので・・・・。
山に行くべからずでした。
600ｍ少々しか標高がないのですが、奄美で一番高い山です。
神々の住む山としてあがめられているそうです。
それにしても山が深い。
この展望台にいたら、カラスが縄張りを荒らされたとばかりに、ギャーギャー威嚇してくるので、早々に退散いたしました。
↓カラスの威嚇の声聞いてみましょう。
フォレストポリスやキャンプ場など、施設が色々あるのですが、湯湾岳の入り口が宇検からだったり大和からだったり複数あるみたいです。
暗い夜とか迷いそうで怖いです。
おばけがでそうで怖い。（年甲斐もなく）
くねくね蛇のような道、アップダウンを繰り返し、ようやく古仁屋港まで来た。
この時点でママの疲労がピークに。結構やばい。
お昼休憩をすることにした。
向かい側にはすぐに加計呂麻島が見えているにも関わらず、無言で通り過ぎた。
行くはずだった海鮮丼のお店が準備中だったため、仕方なくファミレスへ。
私も元々体調がよくないため、頭痛やら疲労でめまいが・・・・。
二人で滋養強壮剤を仲良く飲んで残りの旅路を急いだ。
おかげで少し元気になった。
一路、ホノホシ海岸へ。
ホノホシの逆側にはヤドリ浜という有名な海岸。
一度も行ったことがありません。
興味はありませんが、日食のレイブの時、沢尻エリカが泊まっていたホテルがある。
ようやくホノホシ海岸に到着して駐車する。
海まで少し緑の広場を歩く。
するとなんか草を収穫しているおば様達がいらっしゃる。
訊いてみると、それらの草は明日葉に似たような薬草で、てんぷらにしたり、煮立てて薬草茶にしたりするらしい。
いいなあそういう暮らし憧れる！
しばし草の生えた小道をあるくと、海に到着！
丸い石がゴロゴロしている不思議な海岸。
絶壁がまるで門のように構えている間を波しぶきが豪快に流れ込む。
正直私はここが怖い。怖いもの見たさかな。今回来るのは2度目です。
↓ホノホシ海岸動画。意外と穏やかに波が見えます。満潮時はもっと迫力あるかもしれません。
帰り際、先ほどの薬草取りをしていたおば様達とおじい様にお声をかけて頂き、しばし休憩。
東京へも度々行かれるそうだ。航空券はシルバー枠で何と当日なら片道12,000円だそうだ。安っ。
孫の話やら一通り30分程聞いていただろうか、重い腰を上げて出発の意志表示をした。
何も言わなければ、ずっとお話がつづく勢いだった。
みんな元気だなあ。さすが長寿の島だ。
帰りは名瀬まで行くなら夕日を見るために西の海岸沿いを勧められる。
しかしながらどう見ても遠回り＆体力に限界を感じた私達は、迷わずまっすぐ名瀬へ伸びる58号線を行くつもりだった。
しかしその道中でも充分に海岸線がみられた。（写真は4日目つづきにあり）
ようやく名瀬に到着した頃は、疲労で食欲もなくホテルに着くなりベッドに寝っころがった。
ビジネスホテルだが新しく快適。
部屋は広くはないが必要最低限の物は用意されていた。
リゾート気分をホテルで味わう目的以外なら全然お得でしょ。
朝食バイキング付で一人5,040円は安いです。
↓ホテルのＨＰです。パッケージ旅行で良い場合、ここが利用できるツアーが多いみたいです。
つづく。
