アダンの木の下で（奄美大島リベンジ編）
本当に9月初旬かと思うぐらいの強い日差しが照りつける奄美大島の名瀬。
こんな日和に朝から釣りに出かけるリクエストをした私・・・・。
暑い中、お付き合いしてくれたお友達に感謝！
涼しくなるまで北部の海辺で昼寝し、夕方から釣りへ行くことになった。
まずはビッグ・ツーという量販店へ出かける。
この店がまた島ならではの品ぞろえで面白い。
特にアウトドア用品が多く、釣り道具や海遊び用の品々が並ぶ。
興味があり調べると、ビッグ・ツーは本土の鹿児島に本店を置いている事が分かった。
こういう店は大好きで一時間以上ネバってよく徘徊してしまう・・・・。
今回は釣り用品、昼寝用のハンモック等を購入して退散！
また浜ボサ(海辺でボサノバ弾く）の気持ちよさを味わいたくて、宿からギターを持参。
そして味をしめたシャンパンも持参してもらう。（お土産として差し上げた物なのに図々しくも・・・・）
100円ショップでグラスまで用意し完璧な準備。
浜辺でシャンパン飲んで、ギターの音聴きながら、ハンモックでお昼寝ってどんだけ癒しなシチュエーションなんだよ！！
想像しただけで、うれしくてニヤニヤしていたに違いない！
前日に携帯電話が奄美の太陽光で故障？？してしまい、写真が撮れなかったのがすごく残念！
目的地のビーチに到着。
深い砂地に足をとられながらも、アダンの木の林まで歩く。
木の下に落ちた枯葉を掃除した後、ハンモックをアダンの枝に引っ掛ける。
初ハンモック体験に内心嬉しくてしょうがないが、クールな顔で準備する。しかしクールにどんくさい仕事ぶり・・・。
枝にぐるぐる、腹巻のような結び目・・・・。
アダンの木の気分を損ねるのではないかと心配になる有様・・・。
そして横目で見た友人の結び目の美しい事！
あまり太くない枝だが弾力性としなりがあり、私の重い体重をも支えてくれそうだ！
暑い・・・・。
準備が整うまでに汗だくになった。
でも冷えたシャンパンで乾杯をするとそんな事はすぐさま忘れ去った。
早速初ハンモックに体を横たえると、慣れない為フラフラと不安定。
しかし横を向いてみたりしてみても不思議と落ちない！
調子に乗って動き回ったら、どさっと落ちた・・・。
どんくさい感じでしばらく砂地に横たわるトドの様相を呈していた・・・。
いつもクールなポーカーフェイスとしては、無様な落下姿はあまり人には見られたくない。
しかも腕から流血・・・・。（一ヵ月経った今でも小傷が残る）
ハンモックは風通しが抜群で暑い日でも涼しく過ごせる機能的な代物だ。
ほろ酔いの身体を横たえながら、海風と友人の奏でるギターの音を感じながらしばし昼寝。
私もちょいとお返しにギターを静か目に弾いていたが、つい練習モードに・・・・。
いいね～最高じゃ。
このまま終わりが来なければと思った。
本当に社会復帰したくなくなるシチュエーション。
贅沢休日は半日で既にうるうる感無量。
夕刻から場所を移動し釣りを楽しむ。
つづく・・・・。
