でんぶんじょの楽しみ

ドライブと山とスキーを最高に楽しむ。時折スピリチュアル。

バリ島 レンボガン島編

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レンボガン島に上陸!
接岸し石の階段を上って行く。
崖っぷち沿いに細い小道が続いており、足元を気にしながら前に進む。
少し歩いたところで顔を上げると、そこは別世界。
田舎の浜辺!海藻があちこちに干されている光景が広がる。
人影はまばらで閑散とした雰囲気。佐渡にちょっと似ているかな。

しばらく行くと、50m程の高さがあろうかという大きな木が目に入った。
とても不思議な光景だなあと思っていたら、周りの観光客も同様に思ったらしく、みんな写真撮影を始めた。
するとガイドのおばちゃんがバリ訛りの英語で説明し始めた。
おばちゃん曰く、ここはレンボガン島のお墓なのだそうだ。しかも仮の・・・。
バリではお葬式は人生一大のイベントらしく、とてもお金がかかる行事なのだという。
その為、亡くなっても葬式費用が貯まるまで、仮にここに埋められるらしい。
ぎゃぎゃあっとカラスの鳴く声が響き渡る。

そこからまた歩き、木彫りの民芸品のアトリエに到着。
ここでは素朴というかアヴァンギャルドというか非常に抽象的な自然木を使用した作品が半分オープンな家屋に陳列されていた。
工房の主は日本に住んでいた事があるらしく、片言の日本語を話すことができた。

角を曲がりメインストリートだろうか、バイクや人の往来がある通りに出た。
しばらくして今度はバリのシルク工房に到着した。
何となくこの時点で、民芸品お買いものツアーなのだということが分かり始めた。
ガイドのおばちゃんは、いかに手作りシルクスカーフが貴重な彼らの生活の糧になっているかを説明し、購入を勧めた。ママは2枚お土産に購入した。

ちょこちょこ歩くうちに村の風景にも慣れてきた。
こんな風景は初めてのはずだが、懐かしさを感じるから不思議だ。
生まれた時代や国を超越して、独特の感覚をうける場所だった。

1キロ圏内のお散歩コースを終えてまた船に戻り、下船する準備をした。