花と雪渓の白馬岳 2日目
8月5日
寒さで目が覚めて4時から迷惑ながらゴソゴソと出発準備を始めた。
周りのシニア世代にご飯🍚をサーブしてもらったりしながら不慣れな自分も先輩方と一緒に朝食にありつく。
飯が美味い。山で食べるご飯と味噌汁が本当に美味しかった。
出発は早めで5時30分。雪渓を登る人の姿はなく心細かった。
雪渓のハジは踏み抜いたあとがあり、危険だと思っていたのに踏み抜いた…。
そして、雪渓を踏み登り始めた。
なんかすごい風景の中に自分がいる。
感激している間もなく、履いた筈のアイゼンが足にない事に気付いた❗️
間もなく後ろから登って来た一人の男性に、「アイゼン履いてるー⁉️」と、呆れ声で話しかけられた。
見ると私のアイゼンを拾って下さり、片手にぷらぷらさせていた…。💦
あー、どうりで滑るワケだわ。
最初からやらかした。😱
励ましのお言葉、アイゼンのおすすめ情報などしていただき雪渓中間部でお別れした。
男性は白馬岳を日帰りピストンされるとの事。
「今日は最高だぜッ❗️」とハイテンションで登って行かれました。健脚だ❗️
途中もう一度アイゼンが外れて探したりしながら、大雪渓をようやく乗り越えた。
すると小雪渓はすでに融雪し、無かったのだが岩場を超えるのがスリリングであった。
後ろから来ていた男性グループに先に行って頂き、後ろをついて行くことにしたのだが、途中、1人の体調が悪くなったようで、私はまた1人先に登る事になった。
先行も後続も誰もいない…。なんか不安。
なんか不安だからサプリでも飲んでみた。
ようやく急勾配を登り切り、御花畑へ。
もうひと登りし白馬山荘到着というところで疲れがマックス。一歩一歩が辛かった。
ヨロヨロしていると、上から下山してくる方に、「あっ、さっき会った人⁉️、思ったより速いね。」とお声がけしていただく。
早朝、大雪渓でアイゼンを拾って頂いた男性に再びお会いし握手。お互いを気づかい、労いお別れした。
山っていいな。
人嫌いの気がある私ですが、山で会う人みんなが心地良く感じた。
最後の力を振り絞ってようやく白馬山荘に到着。山荘前では前日宿で向かいの席で夕食を食べていた男性にまたお会いした。一言二言会話した。
到着早いなぁ。💦
絶景を楽しみながら先ずビール🍺もつ煮込みも塩気が丁度いい。
頂上に行く前に先ずビール。。。しみわたるぅ、うめぇぇっ。
勿論、白馬岳山頂に行きました。
雲が湧いてきているので、夕方は雷雨になりそうだなぁと。
案の定、夕方から雷雨になり登山者はびしょ濡れで山荘に到着していました。
山は雷から身を守るのが難しいな…。横に稲妻が走るのを見て恐怖を覚えた。
山荘での夕食、ハンバーグ美味しかった❗️
お部屋の方々は個性的メンツでずーっとお話を聞かせていただきました。
我が母と同年の女性は60代で、ジャンダルムに単独で登られた話が驚き‼️でした。
じぶんは高所恐怖症なので、無理だわ〜。
色々山の装備や、おすすめの山情報を頂き有りがたかった。
じぶんも少しずつ進歩していけるだろうか…。