高尾山からの富士山
高尾山は大好きで年に何度も訪れるが、車内で山の本を読むのも楽しみの一つ、今回は田部井淳子さんの「山を楽しむ」を持参した。
土曜日の朝の車内は、思ったより登山客は少なく、昨晩飲みすぎて帰宅出来なかった輩が多いようだ。
8:18高尾山口駅到着。
稲荷山コースで山頂へ向かう事にした。
台風19号の影響で沢沿いの6号路が通行止になっていた。やはり台風の影響で登山道が荒れているようだ。
駅前にはサロモンなどのスポーツブランドのテントが並び、山製品のPR活動をしていた。
横目で眺めながら、朝握ったおむすびをリュックサックから取り出して道すがら食べる。
食べ歩きも楽しみの一つ。水筒の熱いコーヒーを飲みながら登山口をくぐる。途中休憩しても1時間半ぐらいで山頂に到着する予定だ。
山道は思ったよりぬかるみも少なく歩きやすかった。細い登山道をマイペースで上がっていく。木々や草花の香りに包まれながら、土を踏みしめる感触を楽しみ高度を上げる。
まだ紅葉前の樹林帯を気持ちよくくぐると尾根道に出る。
急坂を登った後は平らな道が暫く続いたり、終始穏やかな気分で楽しめる。
木漏れ日を浴びて山頂直下の200はある階段を登りきる。
山頂に到着すると山の頂に雪化粧をした富士山が待っていた。
高尾山の山頂はモミジが色付き始めていました。
暫しベンチで休憩し持参した蜜柑を食べながら眺めを堪能した。
東京湾方面もよく見渡せる。
下山道は1号路。
途中でお参りしなくては。
お地蔵様も赤いニット帽を被せてもらい冬支度です。
青い空に赤いお社が壮麗な佇まいを見せます。
お線香をたててきました。
世界の平和が続きますようにお祈りしました。
お祈りの後は、、、
ケーブルカー乗り場の横から上がるバーベQ会場で、地元高尾や八王子のクラフトビールが飲めると言うことで、ふらふらと寄り道。
アウトドア用品のテント展示もあり、そこに座らせていただき琥珀色のビールを一杯だけ飲んできました。
登山靴の紐をしっかり締めて、ほろ酔い気分が抜けたところで下山道を行く。
帰りは小走りでトレラン風で先を急ぐ。
急いだ理由は昼前に下山し、満席になる前に蕎麦を食べる為であった。。。
下山し蕎麦屋の暖簾をくぐると、案の定まだ空席が僅かにあった。
親切なご年配の女性に天ぷら蕎麦を注文した。
サラボーン並のしゃがれ声がなかなかシブいおば様だ。
蕎麦の風味がして美味い。キノコの天ぷらと好相性。
酒は我慢して完食後、駅前にある温泉に向かう。
登山後の露天の湯は最高だなぁ。
青い空と森林の色を仰ぎつつ湯を楽しめる座湯がすごく気持ち良くておすすめです。
都内でこんな気持ちの良い山行ができるのは嬉しい限り。
次回は裏高尾や陣馬山方面にも足を伸ばしたい。