でんぶんじょの楽しみ

ドライブと山とスキーを最高に楽しむ。時折スピリチュアル。

遊歩道を通って

今日は久々(今年に入って2回目)のギターレッスンでした。
駅から山手の高級住宅街を通り師匠宅へ到着。
師匠は先週胃潰瘍でレッスンをお休みしたので何だか心配だ。
 
お部屋に入るなり、師匠のオーラというか気が落ちているのが分かった。
体もかなり苦しそうに見える。
食道楽、元来胃の丈夫すぎる私には痛みを理解することが出来ず申し訳なく思う。
 
課題曲は;
So Tinha De Ser Com Voce by Jobim(弾き語り),
One Note Samba by Jobim Arranged by 師匠(Guitar solo)
Se Todos Fossem Iguais A Voce By Jobim, Arranged by Baden(Guitar Solo).
 
3曲目のバーデンの曲は最近練習しておらずパスさせてもらい(汗)、代わりにE Preciso Perdoar(ジョアンバージョン弾き語り)に変えてもらった・・・・。
 
弾き語りをするときは、師匠が一緒に歌ってくれるのだが、ちらっと見ると苦しそうだ。
なぜだが急に自分が頑張って歌わにゃ誰が歌うんだっという訳のわからない力(リキ)が入った。
 
しかし師匠には「高音域が出てないね、歌いこんでいないから」っと撃沈された。
 
撃沈後、「次の曲入れようか」と言って頂き、少し気分は上昇・・・・。
あまりボサノバのスタンダード曲を練習したことが無かったのですが、なぜか今回は超スタンダード曲のディサフィナードを選んで頂きました。
半音でメロディーラインが上下するという難曲ですが、次回来週のレッスンまでにはギターだけは暗譜していきたいと思います。
 
レッスンから帰宅途中、師匠から教えてもらった近道のサクラ並木の遊歩道を通る。
見上げれば、紫の薄雲が広がる夕暮れを背景にサクラの黒々伸びる幹が力強い。
 
春になるとサクラが綺麗なんだろうなあ。
その黒々とした幹に蕾がほころぶ頃、少しギターが上達していますように。