屋根より高い大空は 〜 ヴォーン・ウィリアムズ
声楽の師匠より紹介いただいた曲。
恥ずかしながらこのイギリスを代表する巨匠について何も知らなかった。😓
ヴォーン ウィリアムズはラヴェルの弟子でもありながらあまりその影響を感じない作曲家ではないかと思います。
これは民謡的な古の響きを感じさせ、中世やルネサンス期を彷彿させる現代曲です。
あまりビブラートを効かせないものが良いんだが、なかなか無いんです。
その中でもlesley garrettのものを貼っておきました。
詩や曲調はとてもシンプルですが、故にストレートに心に染みわたる深遠な美しさを感じます。
自分はレッスンではベルカントでクラシカルに演りますが、この曲、地声で囁くように弾き語るととても雰囲気出るような気がします。ギター弾き語りで演奏しても楽しめると思います。リュートの伴奏で歌われている美しいものも有りました。
ウィリアムズの母方の曾祖父が陶器で有名なウェッジウッドの創始者だそうです。
芸術的センスに恵まれたDNAなんですね。
なんとなく陶器に描かれた絵柄とウィリアムズの音がリンクしてコーヒータイムを楽しめそうで、いつも使わないで大事にしているウェッジウッドのカップ&ソーサーを棚から出してみた。
コーヒー飲みながらどう歌うか、分からないなりに考えてみようと思います。