どろんこ泥田でがんばる!(奄美大島リベンジ編)
宿に荷物を預けた後、早速ゆりむんさんでレンタルした電動自転車に乗っておでかけ。
9月とはいえ、刺すような日差しの元海辺の道をひた走る!
なんじゃこのすばらしき癒しの瞬間!!
何と素敵な風景だろう。
深々と呼吸。
しかし日差しが強い。
腕がジリジリと日焼けしているような・・・・。
海辺の道を抜けて58号線へ出るとそこには長いスロープ!
これを登り切る。
電動自転車って本当にすばらしいねぇ。
何の労も無く登ることができた。
自転車で走ること約20分、大島紬村へ到着した。
受付でチケットを購入し、中を案内してもらう。
さすがに平日だけあって私一人だった。
生糸の染めから織りまでの工程を見る事ができて感慨深い。
昔のお蚕様はもともと桑の葉を食べて育っていたから、その生糸には現在のものよりハリがあるらしい。
今は“えさ”が存在するらしいし、中国からの輸入品で品質は昔と比べ良くないらしい。
織っているのは奄美の伝統的な柄で、龍郷柄というらしい。ソテツの葉とハブのうろこをモチーフにしているとのこと。
色々な柄の大島紬が見られてうれしい。
うれしいし欲しい。
欲しいけど・・・・。
何と粋な柄でしょう!こういうのを着てみたいわ!
これだけ立派な大島紬の柄を織りこむには相当な手間と暇が掛かっている。
お値段はその工程を加味すると決して高いものではない。
素敵すぎる大島紬を拝見した後はランチ!
紬村内のcafeで一休み。
ホットサンドとハイビスカスティーのセットを注文。
ライ麦入りのパンにたっぷり卵とハムが!
食べ応え十分!
酸味のあるハイビスカスティーには、お好みでハチミツを入れて頂く。
cafeの大きな窓からは亜熱帯植物の緑を眺める事もできて最高のロケーション。
そして大好きなブラジリアンミュージックが流れる。
いいねぇ~。極楽じゃ。
しばらくここで奄美のガイドブック等みながら休憩。
ランチ後は泥染めでショールを作るんだ!
おじさま、よろしく!
私一人でマンツーマンで教えて頂いた。
まずデザインを考えて泥染めに染まらない白い部分を作る為に、糸やゴムをくくりつける。
これが一番時間がかかる。おじさまと奄美の旅の話やらつりの話やら長々とおしゃべりした。
次はテーチ木のエキスに生地を浸す。
そして泥田へ。久々の泥の感触がひんやり気持ちいい!
雨が降っていたので、カッパを貸して頂きました。
そして泥田から上がると爪の中まで泥だらけ。
蛇口から出るお水で足を洗って一休み・・・。
そして先ほど糸やゴムで絞りを作った部分をほどいていきます。
おおぅ、思ったのとちょいと違うがよくできた!
ご親切なご指導どうもありがとうございました!
私の作品を持って写真をぱちり。
半分お手伝いして頂きやっと出来た。
いい感じ。とっても気に入った!
おやじさんとは話がとてもはずみ楽しかった。
今度は焼酎でも飲みたいですわ。
すっかり日も傾き始め夕方になっていた・・・。
紬村を後にしてまた自転車にまたがりサイクリング!
途中に咲き乱れるハイビスカスの美しい事!
ハイビスカスにはいろんな色のがあるらしい。
白やピンク、黄色等。
また花弁が何重にも重なるバラのようなタイプのものとか。
本当にきれいな場所だ。
美しい自然とこの島の人に癒される。
しばらく行くと売店?のような野菜置き場を発見。
これはコインを前方の箱に入れて野菜を買っていくシステムか?
なんとなんとのどかな光景。
わたしゃここで暮らしたいよ。
それにしても自転車だと車とは全く違った目線で風景を楽しめるんだなあ。
自転車レンタルして本当に良かった!
ヴィラゆりむんに到着!
東京から奄美まで飛行機で約2時間半。
こんなすばらしい体験が出来るんだ!
へヴィーリピーターになる予感。
翌日は海辺でギター弾きながら黄昏る・・・・・。
つづく・・・・・・。