でんぶんじょの楽しみ

ドライブと山とスキーを最高に楽しむ。時折スピリチュアル。

ギターを購入いたしました。

結局購入したギターはアランフェス720の弦長640、表板が松。
定価210000円を157500円にて。
 
何だかんだ言っても最初に自分が買おうと思ったギターを選びました。
値段も手ごろで新品、日本製。
前回購入したものもアランフェスで親しみがあったのも決めて。
耳の肥えていない私は特に音色にうるさい訳でもないので、失敗のないギターを最終的に選んだ。
 
松は鳴りが良くないと言うが、弾き方次第で音がでるんだなあと思った。
またギター屋の店主に色んな事を教えて頂いて、結局4時間程店内にいた!
またまた備忘録。
 
・松のギターは杉に比べて音が小さい。松は弾きこむと鳴るようになるというが、まゆつばものとの事。
塗装が渇く変化において音色が変わる可能性はあるらしい。
・音楽というのは個人の感じ方次第であり、ギターの音色の善し悪しもまた同じ。つまり私がひどい音だと思っても、あなたには素晴らしいギターである可能性がある。(実際に店主がこの上なくひどいと思ったギターを、素晴らしいギターだと言って購入されたお客様が沢山いるらしい)
・早く弾くには、手首を立てて(私は寝かせ気味だったので)爪を使う(私は指の腹中心だった)と良い。親指もある程度爪を伸ばし(私は今まで親指の爪を使用していなかった)使用する事で、音がシャープになり、立ち上がりも早くなる。結果早いパッセージに向いている。全体的に爪が長すぎるので、親指以外は切るように言われた。
・筋力がなくて弾けないのなら筋力トレーニングをすること。(村治佳織さんは細いのに弾いてますよね・・・だそうです)
・松ギターは特に爪を使ったほうが(私の場合)良い音がする。というか今の弾き方だと杉で鳴っていた音が松ではでないよと言われた。
・アポヤンドという弾き方について。今まで知りませんでした。スイマセン。といった途端に基礎練方法を教えてもらった。中指と人差し指を交互に動かしてスケール練習。毎日やればOKとのこと。基礎練は曲の練習時間と半分半分の配分でやるとよいらしい。
セゴビアが弾いたからラミレスは人気だっただけ。最近のブラジルミュージシャンはヤマハ製を使っているが、あれはヤマハの広告塔となっているだけである。すなわちブランディングである。師匠が進めればそのギター買いますからね。ジ・ジョルジオがボサノバミュージシャンに人気があるのはジョアンジルベルトが使っていたという事実があるから。結局は自分の思い入れが重要ということ。店主曰く、ブラジル人が精巧なギター作れるわけないじゃないっと豪快に笑われていました。ブラジル人には失礼ですが、ジ・ジョルジオを弾いた事のある私も同感してしまいました。
・音色をホール近くとブリッジ近くで弾き分ける事で変容させる人が沢山いるが、あまりに音の落差が大きくて表現的には良いとは言えないらしい。ホール近くでも手の角度や指や爪の使用方法で音色を変化させる方が、うつくしいとのことで演奏してくれた。確かにおっしゃる通りであった。
 
以上。
もっと色々言われたが忘れてしまいました。録音しておきたかった・・・。
上記を早速試した結果、今までとは違うアプローチが出来るようになりそう。
悩みが一気に解決しました。
あまりの無知さゆえ、はずかしいばかり。
だけどギターを購入するにあたり、色んな事を教えて頂きありがたかった。
あとは松ギターで私の技術が向上する事を願うばかり。