カエターノとバーデン

８月６日、7日と一日違いで生まれたカエターノとバーデン。

二人の曲を今日は渋谷の某Barでのりこ（山本）さんと中西さん（fromシャンゴーズ）でたらふく楽しませて頂いた。

 

カエターノ、バーデンの名曲をどんどん演奏していく。それだけでも圧巻。

ご本人達曰く、曲を知らないとこういう風にうまくできない。（譜面だけ読むだけではだめだと言う事）

プロフェッショナルな演奏を間近でみる事が出来て感無量だ。

お二人の絶妙セッションはとても初めてとは思えない素晴らしいものだった。

相反する二人のギターが相違する楽器のようにうまく共鳴しており、相方に中西さんを選んだのりこさんはとても良いセンスだと思った。

カエターノ、バーデンの曲をのりこ節に変えて、どっしり構えた状態だから中西さんもサシ色を加え易かっただろう。

相変わらずのりこさんの演奏はベテランの卓越したものだった。

発声、声の減衰等、繊細な部分も丁寧に歌い上げ余裕の演奏。

ギターもつややかな音色で申し分なかった。

中西さんのバーデンソロ演奏も素晴らしかった。

いつも練習している宇宙飛行士の演奏は特に、思い入れが強く見入った。

なるほどなるほどと分析してみようと思ったが、もったいないので演奏を楽しむ事に集中した。

最近ライブに行ってMCも含め安心して聴けるのは久々だった。

こちらがハラハラする演奏が多かったから。

観客を楽しませる事と安心させて楽しませる事の違いは大きい。

 

プロ魂をみた。

満足のライブ。