台所より地震のお告げ
今日は少しばかりスピリチュアルです。
随分昔の事だが、東日本大地震が起こる半年前のこと、出勤前の朝、台所に立ち朝飯を終え食器洗いをしていました。
いつも通りの朝であったが、包丁を洗い水切りのカゴに入れたところ、「今日、地震があるから、今そこに置いた包丁は、流し台の下にある収納スペースにしまったほうが良いよ」
という声ならぬテレパシーのようなメッセージがあった。
自分も疑心暗鬼で返した。「もし今日地震が本当にあったらじぶん、超能力者か?」
しかし素直に包丁は流し台の下に収納した。。
狐か狸に騙された気分で出社し、そんなことがあった事もすっかり忘れて午前中は仕事に集中していた。
そして、唯一楽しいランチタイムで同僚と歓談していたその時、ぐらぐらと揺れを感じた。
久々に震度4程度の地震。
マジか!!!
一人驚くのであるが、周りは「久々に揺れたね〜、ビックリ。」
一瞬止まった箸を再び弁当箱へ運ぶ。
暫くは誰にも言えず、まあ偶然だろうと思い忘れていた。
その半年後、東日本大地震の前日である。
何を思ったか、その夜突如明日は絶対スキーに行かねば後悔すると思い、日暮里駅にてスキーとリフトがセットになったチケットはないか聞いてみた。「ないですね」とあっさり回答がきた。しかし絶対あるはずと、上野駅まで行き再び同じ質問をしたところ、「ありますよ」と回答があった。
早速購入し会社を休みたい旨、上司に連絡した。
翌明朝に新幹線でガーラ湯沢へ。
るんるん気分でスキーを楽しんでいた15時30分頃、突如リフトが停止した。
地震の揺れは全く感じずにいたが、緊急避難経路を滑り下山。ゴンドラもストップしてしまった為である。
この時のガーラスタッフの対応が素晴らしかった。またベテランスキーヤーも、小さな子供や初心者には難しい経路だったが、薄暗くなった細道で声をかけあい、助け合い安全に配慮し下山した。
未曾有の大震災で皆の心温まる行動に、日本も捨てたもんじゃないなと思った。
新潟も地震があった。越後湯沢駅に停止している新幹線が当日の宿となり、有難い事に魚沼産のおにぎりを2個配給していただいた。
感謝していただいた。
美味かった。
当日、東京の同僚に電話が繋がり、状況確認をしたところ大変な惨事である事が分かり驚く。
偶々にしては不思議な事もあるもんだと思い出し、記述するに至る。
虫の知らせか。
その後特にメッセージが無いのだが、ここ最近無性に東京を離れたい気持ちが高まってきているのは事実。
オリンピックが無事迎えられますように。