でんぶんじょの楽しみ

ドライブと山とスキーを最高に楽しむ。時折スピリチュアル。

へっぽこ合宿免許 第一段階編

早くから目が覚めてしまい、10階にある展望風呂へ行くのが常でした。
毎度お湯につかり朝日を浴びて頭がぴきぴきと覚醒されたのを確認した。
 
朝食は7時から9時まで。
チョイスした和朝食(洋風と和洋折衷と和食から選べる)を頂く。
魚美味い。コメも美味しい。味噌汁若干濃いお味だがおいしい。
やっぱり新潟は水も米もおいしい。
こんなありがたい朝食を毎日食べられるなんて幸せだ~!
上質な米と水だけで新潟に対し無条件に好感が持てるのでした。
 
美味しい朝ごはんの後は、送迎バスが迎えに来る時間まで予習復習。
若者と一緒に授業を進めるにはハンディがあるからね・・・・・。
 
学校到着後は、久々の学生ライフに慣れず気分がふわふわしていた。
周りは18歳の高校生もいるのだから・・・・。
年齢差が干支が一回り違うどころではない!
頭もふわふわ~っとしてちゃんと記憶されているのか謎?
 
Kさんはスモーカーの為、スモーカーコミュニティにすぐ仲間入り。
早速仲良しができていた。
私もついでに仲間に入れて頂き、先輩の傾向と対策話に耳を傾けたのだった。
 
教習所という独特の雰囲気に戸惑いながらも仲間がいることで落ち着きを取り戻しつつあった。
最初は不安だったのと、指導員の方の熱のあるご指導に対し、へこむヘタレな自分でしたが・・・・。
 
それにしても指導員の皆さまはそれぞれ個性があってとても面白い。
毎回技能教習では乗車券なるものを教習時間直前にIDカードを差し込むことにより機械からプリントアウトされ発行するシステムになっており、そこに指導員の名前と乗車する車の番号が記載されています。
まるで、くじ引きのような様相を呈しており、そんな仕組みも楽しみのひとつでした。
次はどんな指導員かなあとか、お気に入りの指導員に当たらないかなあとか皆さんワクワクするそうです。
指導員の皆さまもどの生徒に当たるかは車の前まで行かないと分からないそうです。
 
仮免をとるまでは特に指導員も真剣で、熱血?で、その教授方法はある程度は学校で決められているとは思いますが、各々の解釈や感覚、経験により若干異なります。
そこが面白さであり、生徒が咀嚼(そしゃく)し自分のものにする時点で混乱を招くところでもあります。
生徒も時間の経過と共に”教えられ慣れ”されてくるはず・・・・。
 
学科は多数で参加し聴講するわけですが、技能はマンツーマンです。
人の命を左右する自動車運転免許、時には指導員からの厳しい注意もあります。
熱血教官に対しヘコたれたり、指導員の厳しさをうまく消化できない生徒もいるのは事実。
人間同士ですから相性もありますし、すべてがうまくいくほうが不思議なのかもしれません。
私も例外ではなく正直、人によっては苦手意識はありました。
しかし、どの指導員も個性があり、それぞれの熱血度を持って教えてくださっていることを感じました。
お互い向上心を持っているわけですから、ネガティブになってはいけないなあと思いました!
 
しかし、なんとコミュニケーションとは難しい事か・・・・。
生徒と指導員、個性のぶつかり稽古の様相です。
泣いたりする生徒もいるらしいです。
自分がなぜできないのかと情けなくて涙したらしいのですが・・・。
女の涙には弱いんだよねっと語っていらっしゃった指導員の方もいらっしゃいました。
 
ちなみに私の尊敬する指導員はほめて気分を上げてくれた方でした。
苦境に立たされた私にとっては神のような存在でした!
 
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そして仮免合格までが予想していた以上に大変でした。
効果測定というコンピュータでの仮免学科試験を想定したテストを94点以上仮免試験までに取らねばならないのです。
 
入校した翌日、早速PCの前に座り空き時間はすべてこのテストを受ける為に割いたのでありました。
頂いたサービスの10枚のドリンク券、(自販機で使える)すでに初日で2枚も消化し珈琲で集中力を持続させました。
 
そして一回目の効果測定、まぐれで94点で合格。
まぐれなので合格したからと言って気は抜けない・・・・・。
 
テストやら技能やらで疲労モードだったので、寮にあるソファーでお休みしたりしました。
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この写真のソファーのある部屋の隣の棟が食堂になっていて、毎日ランチはそこで頂きました。
メニューが毎日違っていておいしいランチを楽しみに午前中の学科を受講したのでありました。
個人的には食堂でご飯を用意してくれるおじさまのスマイルに癒されました!
 
学科クラスも指導員各々のお人柄により生徒との会話の絡みが違い、面白かったです。
技能の時に見せる表情とはまた違う一面を見せてくださる指導員の方もいらっしゃるので観察してみました。(すみません)
 
この第一段階、私は左折右折の理解度(技能)が低く、私の方向音痴(右といわれると左に行こうとする病気??)のせいで、最短で卒業は見込めなくなったのでした。
高年齢と才能ないのが原因ですわ。
 
とことん理解してから路上に行ったほうがよいと先輩方から言われていたのと、私が神とあがめる指導員の方の勧めにより、復習の日々をしばらく送ったのでありました。(結局3日間最短より長くなりました)
ウインカーを出したり、左右確認、目視のタイミング、コース状況の把握、S字、クランク、進路変更等、約一週間で詰め込んだおかげで、心身共に疲労困憊しユンケルに銭をつぎ込んだ。
 
しかし痩せはしない・・・・・。