でんぶんじょの楽しみ

ドライブと山とスキーを最高に楽しむ。時折スピリチュアル。

道に棘ありき

道教室へ。
こちらもリハビリが必要なぐらいご無沙汰だった。
ところが書き始めると何とスムーズに行くことか。
断食のおかげで頭がすっきりしたのか、筆が良く進むように感じた。
師匠に見てもらうが、即OKがでた。
次は臨書展があるので、この足(靭帯損傷)で長い書を書くのが大変だから机で書けるようなものを選らんだ。
蘭亭序。書道の修行にぴったりなスタンダード。王羲之はこれを書いたときに酔っていたと言われ、後に何度も清書をしようと試みたが、草稿以上の出来栄えにならなかったと言い伝えられている。
しか~し、現存するものは王羲之のものではない・・・・。
これを選んだ理由は、行書だが極めて楷書に近く書きやすい事とレイアウトを気にする事なく書きすすめられる点だ。(ようするに足に負担がかからないという事と未熟な技術でも何とか書きすすめられる事)
今回は27文字4行の半切で書く予定。
 
2か月前に昇段審査があり、ようやく準師範に合格した。
短いようで長い道のり。
一つの事を続ける事は案外難しい。
ようやく準とはいえ、師範と名のつくところまできた。
これまで続けてこられた事に感謝する。
今までの棘の道を振り返ると、もう一度戻りたいとは思えないぐらい大変だったなあ。(特に仕事)
 
準師範より、生徒をとる事が許されるらしい。
今年は師範の試験が秋にあるが、挑戦してみようと思う。
やはり書道教室を開く事が夢なので、そろそろ休日の一日だけでもいいから教室をスタートする計画をしてみようか・・・。
師匠は意外や意外、私が教える事を期待しているようだった。
教える事により学ぶことが見えてくるという。
そのとおりだ。
 
色々と今年は土の中から芽吹く気配のものがありそうだ。
人生の中の春とでもいいましょうか。
皆さまにとっても良い季節になりますように。