でんぶんじょの楽しみ

ドライブと山とスキーを最高に楽しむ。時折スピリチュアル。

バリ島 レンボガン島 海と山編

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朝の発火事件については、ヴィラのスタッフ全員が知っているらしく、朝食時もエライ目にあったねぇと声をかけられた。

まずバリの神様にごあいさつしてから出掛けようと思い、手を合わせて散策に出発した。
最初はコンクリートの歩きやすい道だったが、ホテルからちょっと離れるとけもの道化してきた。

しばらく歩くと、断崖の下に小さいが入り江のビーチらしきものを発見。
崖をそろりと降りて、海水に足だけつかってみた。
気持ちいいねえっと言いながら、つい沖に向かうと波でズボンが濡れた。

束の間のビーチ遊びが終わり、周囲を見渡すと人っ子一人おらず寂しい感じ。
後ろを振り返ると漁師らしきおじちゃんが作業している姿だけが見えた。
閑散としているが、観光地化してないほのぼのさがとてもいい。

とりあえず、ホテルに休憩と昼食を取るため戻った。

昼食後にまた散策に出かけた。今度は海ではなく、山の方に向かって歩き出した。
本当に他の観光地とは違い、行き交う人は少ない。
ただ牛とはやたら出くわす。牛が怖い。半ば放牧状態で、機嫌が悪ければ襲ってくるかもしれない。

山道を登りしばらく行くと、不思議な音が聞こえてくる。

お経かな?
かなり大きなボリュームで山の頂上付近から聞こえてくるようだ。

何も考えずその音を頼りに道を行く。
山頂に近づくにつれ開けてきて村が見えてきた。
すると神様のお供え物を頭にのせて、寺院へ向かう行列に出くわした。

こんな昼間からお供えしに行くとは、よほど信仰心が強いのだろう。

寺院があちこちにあり、そのカラフルな佇まいや彫刻に目を引く。
ヒンズー教の寺院らしいが、明らかにインドのそれとは相違している。
地元の人たちの装束もインドのサリーと似ていて、とてもビビッドな色で見栄えがする。

兄弟の面倒をみているお姉ちゃんが微笑ましい。
写真を撮ってと言わんばかりにポーズをとっている。

こんな町の風景に溶け込みながら、しばらく歩き続けると、先ほどの不気味な音の主にたどり着いた。

やはり寺院からのお経の音だったのだ。
しかし入口に門番がいて、何かを見せないと入れないようだったので、入口付近から様子を伺うだけにした。大勢の人々が入口から入っていく。いったい何のセレモニーなのか分からぬまま、帰り道を探す。

島は一日あれば一周できるぐらい小さい。
山頂で方向を間違えると島の反対側に出てしまう事もあるだろう。
ママとこっちだあっちだと方向音痴度を発揮しながら、適当に坂を下った。

さっき出くわした牛がまた見えてきた。方向に間違いはないようだ。

とぼとぼ歩いてホテルに到着した。
いい運動だった。メタボ対策。