でんぶんじょの楽しみ

ドライブと山とスキーを最高に楽しむ。時折スピリチュアル。

民間療法と薬膳酒の店

はじめてカウンターに座る飲み屋に一人で入店しました。
千駄木にあるおばこという小さなお店です。
 
 
お店には両親と幾度か行った事はありましたが・・・。
民謡酒場というあまり多くないニッチなファンの為にあるお店。
両親は入店時に毎回マスターとママの三味線と尺八に合わせて越中おわら節を歌います。
 
酒のつまみが美味しくてどれも500円程度と安価。
特にお薦めは焼き魚各種。
 
民間療法の知識があるママお手製の薬膳酒の種類が多いのがうれしくて、色々お話をお伺いしてしまいました。
約20年ものの梅酒を頂きましたが、こくとまろやかさがありいくらでも飲めそうな感じでした。
いかにも健康的なおとぎり草酒、マタタビ酒、スズメバチ酒を頂きました。
 
あとは父のボトルキープの焼酎を三分の一程飲んでしまいました。
 
鯉の肝なる胃薬も頂き、かなり飲んだにもかかわらず、翌日の二日酔いはありませんでした。
お土産に肝のかけらも頂いてしまいました。
なくなったらまたあげますよっとご親切に言って頂きました。
薬酒の効果にちがいないです。
 
このお店の良い所は、マスターの恐ろしく瞬発力のあるおやじギャグの連続技と、その後ろで静かにどっしりと弁天様のようにたたずむママのコントラストにより作られるシュールな世界を見られる事。
また、とにかく薬酒に興味がある人は気に入ると思います。
かなり飲んで食べたはずなのに、2650円しかチャージされませんでした。
お店の経営が大丈夫なのか心配でもあります。
 
今度、ボサノバ仲間数人で飲んでギター弾いて歌ってもよいとお許しを頂いたのでみんなと来店の予定。
楽しみな千駄木ボッサ忘年会になりそうです。